茂木健一郎氏の新刊

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    最近は、学者さんが面白い本を書いて、ベストセラーになることが多い。
    このブログでも、時々学者さんが書いた本を取り上げている。

    養老孟司氏、藤原正彦氏、斎藤孝氏・・
    みんな学者兼「ベストセラー作家」だ。

    NHK「プロフェッショナル」で案内役を務めるようになってから、
    最近ちょくちょくTVでも見かけるようになった茂木健一郎氏。
    彼の新著を読んでみた。



    1時間半くらいで読めた。
    これ、もっと早く出して欲しかったなぁ。
    自分の「勉強観」が変わっていただろうに。
    勉強に関する本といえば、和田秀樹氏の本が有名。
    もちろん、彼の著作も役に立つのだが、
    彼の本はどちらかというとテクニック。
    また、年配者向けもあるけど高校受験、大学受験に関する本が多い。

    この茂木氏の本は、題名は「勉強法」だけど、
    勉強に対する心構えというか、
    勉強に対する考え方や、勉強にまつわる環境の話。
    それにしても彼ら(ベストセラー学者作家さんたち)は、
    子供の頃から量/質ともに、すごい本を読んでいることに
    驚かされます。

    ワシも読書量は多いほうだけど、質も量も、
    とても彼らには適わないなぁ・・

    中国の古典「孫子」

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      中国の古典の中でも、日本人によく知られている「孫子」。

      孫子を読んだことが無い人でも
      「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」
      とか、武田信玄の旗印として有名な
      「風林火山」
      は聞いた事がある、という人が多いことでしょう。

      ナポレオンの愛読書であったこと、
      ベトナムの英雄ホー・チ・ミンが愛読していたことなどで有名です。
      (ホー・チ・ミンが孫子を愛読していたため、ベトナム戦争でアメリカは当初の目的を果たせず撤退するほか無かったと言われているほどです。)

      孫子はワシの愛読書のひとつです。
      中国の古典は、くどい説明が少なく、比喩的な表現が豊富で、
      真実を美しくて端的な文章でズバリ!と表現したりします。
      何度読んでも新たな発見がある、という書が少なくありません。

      孫子というと「軍学書」とか「戦争で勝つための本」という
      印象を持っている人も多いと思いますが
      (事実そうなのですが)
      これはまさに「戦略の書」なのです。

      たとえば、「軍学書」「戦争の書」であるにもかかわらず、
      「戦争は最悪の選択だ」と喝破しています。
      つまり「戦争して勝敗を決めるのは、下の下策だ」というわけです。

      じゃどうすればいいのか。

      これまた有名な一節があります。

      百戦百勝は善の善なるものに非ず。
      戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり


      また、こうも言っています。

      先ず勝ちて而(しか)る後に戦う

      なんだか難しいことを言いやがって・・とは思わない思わない(^^;

      つまり、戦って勝つのは上策じゃないよ。
      「戦う前にすでに勝敗がついている」
      という状態を作らないとね。

      ということです。

      じゃ、どうすればそうゆう曲芸的なことができるのか。
      それには政治、経済、外交などのあらゆる資源を活用しなさい。
      と説いています。

      また、人材や情報収集の重要性、指揮系統、
      地形(これは現在なら「マーケット」に例えることができます)
      などの要素について考察して、
      これが本当に紀元前に書かれたものなのか??
      と疑いたくなります。

      紀元前の日本というと、まだ片手に石槍を持って、
      ウホウホ言ってた時代なんじゃないでしょうか?
      (紀元前の日本人のみなさん、ごめんなさい!)

      つまり、孫子には
      時代を超えて読み継がれるだけの普遍性がある
      ということなのです。

      孫子については語りたいことが他にもたくさんあるけど、
      今日はこのへんで(^^;
      ビジネスに興味のある方で、いまだに「孫子」を開いたことの無い人は
      ぜひご一読をオススメします。






      計画力

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        もし「段取り」が悪くても、
        貴重な時間をたくさん無駄にはするものの、
        結果的に目的は達成できることが多い。

        もちろん、それは小さな段取りに限られるし、
        これはこれで大いに問題なのだが、
        目的が達成できれば「まぁいいか」ということにもなる。

        しかし「計画力」が無いと、
        目的そのものが達成できないことが多い。

        「○年以内に◇◇するぞ!」
        と気合は充分でも、それを計画として作成し、
        不測の事態やトラブルに対応しながらも
        推し進めることができなければ「絵に描いたモチ」になる。

        ガキの頃
        「今年こそは夏休みの宿題を早めに終えて、楽勝で新学期を迎えよう」
        と思っても、なかなか実践できなかったようなものだ。

        「人生はやり直しの効かない巨大プロジェクトだ」
        という考えも成り立つ。

        だとしたら、たとえ仕事上「計画立案」に
        関係ない業務に就いていたとしても、
        人間だれしも「計画立案、遂行能力」というもの、
        「プロジェクト管理能力」というものが必要だ、
        ということになる。

        残念ながら、現在の自分にはいまひとつ、
        その能力が不足しているように感じる。



        これを読めばスラスラと計画が立てられ、
        しかもその計画通りに行くとは思えないけど、
        こういった本を読むなどして
        「勉強」することが自分を助けてくれる、
        と思いたいものですな。

        中国の古典「菜根譚」

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          中国の古典と言うと、哲学的なことが難しい言葉で綴られている印象があるかと思います。
          実際、原文や、原文をそのまま現代語訳したものは、
          難しくてワシにはとてもじゃないけど、読みきれません。

          でも、メジャーな古典は意訳したり、わかりやすく噛み砕いた本もたくさん出ています。

          ワシの場合、30代前半に出会った「菜根譚(さいこんたん)」は、
          愛読書といってもいいくらい、何度も読み返しています。
          最初は、マンガで出会いました。



          疲れているときでもさらっと読むことができる、
          とてもいい本です。

          Wikipedia:菜根譚

          生き方の指針を本に学ぶなんて・・

          なんて思う人もいるかもしれませんが、
          「自分の独自の考え方」は
          「人間が何百年、何千年とかけて考えてきたこと」を
          上回ることができる、
          という驕った考えはワシにはありません。

          何より、小さなことにクヨクヨしたり、腹を立てたりしている時に
          読むと、とても心が洗われます。

          「人の侮りを受くるも色に動かさず」
          (ばかにされていると思っても顔には出さない)

          「小人(しょうじん)と仇讐(きゅうしゅう)することを休(や)めよ
          小人にはおのずから対頭あり」

          (くだらない人と争ってはならない。そうゆう人には同じレベルのケンカ相手がいるのだ)

          イヤな想いをした時に、こういった言葉を知っていると、
          落ち着くこともあります。

          勉強法、読書法の本

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            速読、といっても、眼球を動かす訓練だのは、
            眼が痛くなりそうなので、ちょっと敬遠したい。

            そこで、「おいしいとこ取り」ができる速読術の本。

            まずは、最近読んだ本を二冊。





            そして、最近売れている(らしい)、レバレッジシリーズの本。



            各書で言っていることはほぼ同じなので、
            どれか一冊だけでもいいかもしれない。
            読みやすさでは斉藤孝氏、
            読書慣れしていない人には「王様の」がよいかもしれない。

            自分では、結構速く読めるほうだと思うけど、
            こうゆう書籍からまた新たな知識を仕入れて、
            速く読めるだけではなくて「効率的に」読むことを考えたい。

            最近読んだ本

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              ここのところ、最近読んだ本の紹介をしていなかったので、
              ここらでまとめてみる。



              言葉遣いなどがどうにも気になるが、
              弱小企業の経営者が読むにはよい本。
              弱小企業の戦略がわかる。
              ただ、この著者のほかの本と重複する部分も多い。
              (以前にも紹介しました)



              恥ずかしながら「マーケティング」の何たるかを、
              きちんと学んだことが無かったので、これを選んでみた。

              専門家になるわけではないのなら、
              マーケティングについての知識はこれで充分。

              でも成果を上げるにはもう少し具体的な本も必要か。



              「ランチェスター経営」ってよく聞くけど、
              何のことか知らなかったので、これを読んでみた。
              いわゆる「弱者の戦略」について書かれている。
              「ランチェスター」という言葉は、
              この本を見る限り、単なる「お飾り」のようにも思える。


              ・・以上三冊は、どれもフォレスト出版の本なんだけど、
              この出版社の本はどれも中身が薄いなぁ〜(=_=;



              「本を書く」ことに興味を持ち、
              ずいぶん以前に買った本を再度読んでいます。
              今はたぶん古本でしか買えないはず。

              ちょっと古いのが気になるけど「本を書く」コツ自体は、
              数年で変わるものでも無いだろう。

              PCでの執筆はまだ出現しておらず、
              かろうじてワープロの話題が出ている。

              取捨選択

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                10/31の日記の「スカスカな本」についての続き。

                その後、読み進めてみたら、決してスカスカではありませんでした。
                これは著者に失礼なことを書いてしまった。

                ただ、どうしても文中の言葉遣いや、
                構成、考え方にひっかかるところはあるんだけど・・
                読んでいくうちに、付箋でいっぱいになりました。



                読んでみるものですな。

                本に書いてあること全てを受け入れる必要は無いし、
                気に入らない部分があったからと言って、全否定する必要も無い。

                よいと思ったことだけ、吸収すればいいんですね。
                「この本はいいか、悪いか」という判断もできるけど、
                「この本のここに書いてある、このフレーズはいい」
                という読み方でいいと思うんだ。

                自分で情報を取捨選択できなくては、情報に飲みこまれてしまう。

                「セルフイメージ」
                「感情マーケティング」
                など、これまでも同じ著者の本で読んだキーワードが出てきましたが、
                この本を読んで、さっそく今のサイトの「アラ」が目立つようになってきました。

                うーん、どうしよう・・

                消費者行動論

                0


                  かなり「堅い」題名の本です。
                  内容も濃くてヘビー。
                  さらさらっと読むわけにはいきません。

                  まだ読みかけですが、これはいい本に出会ったなぁ。
                  そこらの「ビジネス書」とは、かなり趣を異にします。

                  ビジネス書というより、ビジネスに役立つ学問の本、
                  といった印象。

                  著者はニューヨーク市立大学でMBAのマーケティングを教えている人らしい。


                  商品の特性や、ターゲットとする消費者の特性によって、
                  マーケティング手法が異なるのは当然だけど、
                  それらをどのように分析し、対応すればよいのかが、
                  平易な文章で解説されています。

                  この手の本は
                  「あくまで理論で、実践的ではない」
                  「一般論であり、現実には則さない」
                  という批判を浴びそうですが、ワシはそうは思わない。

                  あらかじめ理論を知った上で実践に望むのと、
                  知らずに経験だけで理論を体得していくのでは、
                  そのスピードが違うと思う。
                  スポーツなどで例えて考えれば、当然だと思うんだ。

                  理論と現実のギャップこそ、経験で埋めていけばいいのだ。
                  最初から理論を否定するのは、間違っているように思う。

                  「消費者がかかえるリスクと情報収集などの関与」
                  など、とてもためになった。
                  これはオススメ。

                  勝てば官軍

                  0
                    日本マクドナルドの創始者、藤田田(ふじたでん)氏が記した本。
                    執筆は10年以上前だが、大物経営者が書いた本を読むってのは、
                    その考え方に触れることができるだけでも、じゅうぶん勉強になりますな。

                    あのソフトバンクの孫正義氏が16歳の時、
                    藤田氏から「これからはコンピュータの時代だ」という話を聞いて、
                    コンピュータの世界に踏み込んだ、という話は、
                    藤田氏の未来予測の目が確かだったことをうかがわせます。


                    邱永漢氏

                    0
                      あまり知る人も少ないかもしれないが、
                      邱永漢(きゅうえいかん)氏に一度だけお目にかかり、
                      言葉を交わしたことがある。
                      実業家、作家であり、富豪の一人だ。

                      (WikiPedia:邱永漢)
                      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%B1%E6%B0%B8%E6%BC%A2

                      彼の名前は、ビジネス書を読んでいる人以外には
                      知られていなくても、
                      今では当たり前となったビジネスホテルやコインランドリーなどの
                      事業を、日本で初めて手がけた人でもある。

                      管理人は27,8才頃に氏の本を手に取り、
                      今も書棚には30冊以上の氏の本が並んでいる。
                      今は高齢になり、彼の新刊も少なくなったが、
                      当時、管理人は彼のファンだったのだ。

                      10年くらい前、氏の講演が名古屋で開かれることを知り、
                      聞きに行った。
                      「ビジネスショー」のような展示会の、催しの一環として
                      彼の講演があったのだ。

                      講演の内容は、当時発売された彼の著作の内容の繰り返しの部分が多かったが、初めて本人の姿と肉声を目の当たりにし、ちょっと感動。

                      講演が終わり、ビジネスショーの展示を見てウロウロしていると、
                      さきほどは壇上にいた邱永漢氏の姿が、向こうからやってくるではないか!

                      彼は秘書と思しき人を連れて、ビジネスショーを見て周っていたらしい。

                      最初は緊張して声も出せなかったので、素通り。
                      もう一度回り道して、近くに寄ったが、またしても素通り。

                      三回目。今度は誰か(彼のファンか)に声をかけられ、
                      立ち話している。

                      それに近寄り、話が終わったタイミングに、
                      やっと声をかけることができた。
                      「あ・・あのう。たくさん本を拝読しました。サインしてください」
                      たぶん、そんなことを言ったんだと思う。
                      何せ緊張していて、自分が何を言っていたのか、覚えていない。

                      氏は快くサインしてくれ、一言付け加えてくださった。
                      (この「一言」は最後に)

                      サインを終えて、何も話すことができなくなっている管理人を
                      哀れに思ってくださったのか、氏が一言。

                      邱氏「お仕事は何をしているの?」

                      管理人「ホームページなどを作る仕事をしています」
                      (何せ10年ほど前の話。「ウェブサイト」では通じないと思った)

                      邱氏「何かここに出展してるの?」
                      (ええーっ。そんな実力もカネもねぇよ〜)

                      管理人「い・・いえ・・」

                      たぶん、もし出展していたとしたら、氏はその出展を見てくださったのだろうと思う。

                      それ以上気の効いた言葉が出ず、
                      「じゃぁ」
                      とおっしゃった(かどうかよく覚えていないが)氏と別れた。

                      しばらくオシッコちびりそうだった。

                      彼がサインしてくださったノートには、名前のほか

                      「変化は全てチャンス」
                      と添えられていた。

                      そのノートといただいた名刺は今も大事に・・と言いたいところだが、
                      整頓の苦手な管理人はどこかにやってしまった(>_<)

                      さっき、本棚を眺めていて、そのときのことを思い出したので、
                      記しておこう。

                      氏は今、80才を超えてなお、中国でのコーヒー栽培事業を勧めているそうだ。

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                      邱 永漢氏の本


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