中国の古典「孫子」

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    中国の古典の中でも、日本人によく知られている「孫子」。

    孫子を読んだことが無い人でも
    「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」
    とか、武田信玄の旗印として有名な
    「風林火山」
    は聞いた事がある、という人が多いことでしょう。

    ナポレオンの愛読書であったこと、
    ベトナムの英雄ホー・チ・ミンが愛読していたことなどで有名です。
    (ホー・チ・ミンが孫子を愛読していたため、ベトナム戦争でアメリカは当初の目的を果たせず撤退するほか無かったと言われているほどです。)

    孫子はワシの愛読書のひとつです。
    中国の古典は、くどい説明が少なく、比喩的な表現が豊富で、
    真実を美しくて端的な文章でズバリ!と表現したりします。
    何度読んでも新たな発見がある、という書が少なくありません。

    孫子というと「軍学書」とか「戦争で勝つための本」という
    印象を持っている人も多いと思いますが
    (事実そうなのですが)
    これはまさに「戦略の書」なのです。

    たとえば、「軍学書」「戦争の書」であるにもかかわらず、
    「戦争は最悪の選択だ」と喝破しています。
    つまり「戦争して勝敗を決めるのは、下の下策だ」というわけです。

    じゃどうすればいいのか。

    これまた有名な一節があります。

    百戦百勝は善の善なるものに非ず。
    戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり


    また、こうも言っています。

    先ず勝ちて而(しか)る後に戦う

    なんだか難しいことを言いやがって・・とは思わない思わない(^^;

    つまり、戦って勝つのは上策じゃないよ。
    「戦う前にすでに勝敗がついている」
    という状態を作らないとね。

    ということです。

    じゃ、どうすればそうゆう曲芸的なことができるのか。
    それには政治、経済、外交などのあらゆる資源を活用しなさい。
    と説いています。

    また、人材や情報収集の重要性、指揮系統、
    地形(これは現在なら「マーケット」に例えることができます)
    などの要素について考察して、
    これが本当に紀元前に書かれたものなのか??
    と疑いたくなります。

    紀元前の日本というと、まだ片手に石槍を持って、
    ウホウホ言ってた時代なんじゃないでしょうか?
    (紀元前の日本人のみなさん、ごめんなさい!)

    つまり、孫子には
    時代を超えて読み継がれるだけの普遍性がある
    ということなのです。

    孫子については語りたいことが他にもたくさんあるけど、
    今日はこのへんで(^^;
    ビジネスに興味のある方で、いまだに「孫子」を開いたことの無い人は
    ぜひご一読をオススメします。






    コメント
    「CD8枚組」持っていますわぁ。
    iPodにてすでに制覇しました。再度聞いてみようっと。

    レンタルしましょうか?
    • more
    • 2007/12/20 9:37 PM
    >MORE先生
    CDが出てるんですか!
    レンタル・・
    今の勉強が終わりましたら、ゼヒ(^^;

    もし先生のお気に入りのフレーズがありましたら、教えてください
    • コージ
    • 2007/12/21 9:18 AM
    何かが終わっ「たら」じゃなくて、「今」聞きたいよね〜(^_^;)。
    • more
    • 2007/12/21 11:14 PM
    >MORE先生
    次回お願いします・・(^_^;
    • コージ
    • 2007/12/22 10:26 AM
    コメントする








       
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