手書きチラシ

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    セミナー初日に作成した「手書きチラシ」。
    おかげさまで、ご好評をいただきました。

    チラシS
    拡大版はこちら

    私はかつて、この手の平面広告やデザイン作成の
    講師をしていたこともあるので、
    少々卑怯だったかもしれません。

    ある程度ご好評をいただいたからこそ、
    このような偉そうなことが言えるのですが、
    「種明かし」をしてみたいと思います。

    まず、このチラシを作成する際の前提事項として
    「同じクラスの人たちに評価していただく」
    ということがありました。

    チラシ作成の際の「ターゲット」は
    「岐阜創業塾の生徒さん」と、
    明確に決まっていたわけです。

    このみなさんが読んで、わかるようなものを
    作成しなくてはいけない、ということです。

    この前提を元に、私が作成する際に注意したことは
    以下のことです。

    ・難しい言葉、専門用語を使わない
    ・読んでいる人が「それって自分のことだ」と
     思うような言葉を入れる
    ・文字を大きくする(ご年配の方もいらっしゃったため)
    ・情報量を少なくし、わかりやすくまとめる

    「情報量を少なくする」を奇異に思われる方も
    いらっしゃるかもしれませんが、
    みなさん、20枚近くのチラシをご覧になり、
    ○か△の評価をなさるわけです。
    それだけでも、結構大変な作業です。

    また、一般的なお客様とは異なり、今回のお客様
    (読んでくださる方々、すなわち岐阜創業塾の方々)は
    「読むために努力をしてくださる」わけです。
    ありがたい限りですが、
    普通は読む努力などしてもらえません。

    一般的には「読んでもらうために努力する」必要があります。
    そのためには、情報量をある程度絞り込む必要があります。
    「飽きる前に読み終える」必要があるのです。

    私は紙面を次のように使いました



    キャッチコピー
    ここで勝負が決まります。
    ここで興味を持たなかった人はそれ以降を読みません。
    (創業塾ではなく、一般の場合です)

    私は先の”「それって自分のことだ」と思うような言葉を入れる”
    をここで実践しました。
    「創業するなら」という言葉を入れたのです。

    なんせ「岐阜創業塾」に来ていらっしゃる方々ですから、
    創業に興味が無いわけがありません。
    ほとんどの方が「自分のことだ」と思ってくださる、
    と踏んだのです。

    ここで「キャッチ」できれば、以下を読んでいただける
    可能性が大きくなります。
    ここでは「目立つ」「とにかく読んでいただく」
    必要があります。
    そのため、全体の1/3のスペースを割り当てました。


    サービスの内容です。
    基本的にはAでキャッチできた方々が読みますので、
    Aよりも小さな文字でアピールが可能です。
    しかし今回はご年配の方々を配慮して、少々大きめの字を
    使っています。

    「〜できる」ということ(機能)と
    「心配要素の排除」を目的としています。

    「〜できる」「〜が買える」は
    「おいしい」「安い」などと同じく、アピールしたいポイント
    ですので、これを書き込まない方はいらっしゃらないでしょう。

    私のサービスの場合は「難しい」「わからない」という
    印象を与えることが多いので
    「心配はご無用です!」
    というアピールが必要です。
    そこで「知識がなくても大丈夫!」
    と「私がサポートします」
    を入れました。

    今回はこの部分の情報量を絞りましたが、
    ここで「盛りだくさんの商品」をアピールしたい場合は、
    文字を小さめにし、たくさんの商品を載せても
    いいと思います。


    ここは、サービスに最も興味を持ち、
    潜在顧客となった方々が読んで下さる部分です。
    ですので、たとえ文字が小さかったとしても、
    ここまで読んでくださった方々は「読む努力」を
    してくださいます。
    アクセス方法を伝えたり、連絡方法を伝えています。

    たとえば飲食店などの場合は立地が大きなポイントと
    なりますので、地図などの場所の情報は、
    CではなくBのエリア(場合によってはA)に掲載する
    必要があるかもしれませんね。

    A,B,Cの切り分けは
    たとえば三つ折になったり、冊子になったり、
    裏表になった場合も同じです。
    表紙がAに、中がBに、最後のページや裏面がC
    になったりするわけです。

    冊子や折になっている場合、Aの役割がさらに重要になります。
    Aでキャッチできないと、
    開いていただくことすら難しくなります。

    実際には、フォント(書体)の選択や、
    ジャンプ率(大きな文字と小さな文字の比率で「活気」と「落ち着き」をコントロールする手法)
    写真の選択や配色などにより、さらに演出が可能です。
    その場合は自分が好きな手法を選ぶのではなく
    「ターゲット」や「コンセプト」に沿った選択をする必要があります。

    偉そうに書き連ねましたが、
    これもみなさんが「○」をくださったおかげです。
    短い時間に工夫した甲斐がありました。
    ありがとうございます。

    コメント
    コージさんの秘密がここに・・・!
    私はチラシ作りで思い切りコケまくりましたので
    とても勉強になりました。
    チラシは手元に記録が残っていないので、今見ると懐かしいです。
    • y22
    • 2008/12/01 6:59 PM
    相変わらず、勉強になります!!
    私のチラシは「読むために努力をしてくださる」
    みなさんに関わらず、△いただきましたからね〜
    まずは、キャッチコピーを考えま〜す。
    >>読んでもらうために努力する

    その通りですょね!!
    再度満点が貰ぇるょぅなチラシ作りにチャレンジしたぃと思ぃます♪
    自分にはホントデザインとか創造力っていう能力がなくて、、、と思ってましたが、この『種明かし』とても参考になります!
    > y22さん
    そうですね。
    みなさんのチラシは手元に残ってないのが残念です。
    戦略シートの後にチラシを作っていれば
    当初とは異なったものになるでしょうね。

    >野球バカ!! さん
    野球バカさんの列の方々のチラシは
    拝見していないので、
    拝見したいです〜

    >shinolabo さん
    ネイルでのチラシも拝見したいものです。
    チャレンジしたら、ぜひブログで紹介して
    くださいね

    >kotatsu_mrさん
    特に平面デザインでは、センスよりも
    理屈でなんとかなるものです^^
    私もセンスは無いほうですから・・
    • コージ
    • 2008/12/02 9:07 AM
    コージさんありがとうございます。
    僕はチラシつくりに2度失敗しているので
    こんな分かりやすい解説までして頂いて
    うれいし限りです。

    僕の場合は伝えたい事があやふやな
    部分があるので、
    それ以前の問題かもしれませんが・・・
    コメントする








       

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